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エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2006年 10月 22日

ワット・アトヴィア

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シェムリアップ市内からトンレサップへ向かう道の途中に、ワット・アトヴィアという寺がある。
現代寺院の建つ境内にアンコール時代の遺跡が静かに建っている。
道路か少し離れているし、奥に寺があることを示す門が道路沿いに建っているだけだ。
ガイドブックにもまず解説もされないマイナー遺跡だ。

このワット・アトヴィアは、アンコール・ワットと同じスーリヤバルマン2世が建立したといわれる。
アンコール・ワットと同じく西を向いた寺で、かつて船でアンコール・ワットを見に来た人々が、まずこのワット・アトヴィアを参拝してからアンコール・ワットに行ったのではないか、という説がある。

造りはトマンノンなどと同じ「ミニアンコール・ワット」のような造り。
しかし、規模はもっとでかい。
西側の参堂をずっと歩いていくと、朽ち果てたテラスが今も残っている。

この日はお盆の時期で、隣の現代寺院には多くの人が参拝していた。
招かれ、食事を頂いた。
遺跡の中では、お盆の儀式に飽きたのか、子供たちが遊んでいた。
中央祠堂の中から、子供たちの笑い声が響いていた。

by ong-bak | 2006-10-22 10:05 | カンボジア写真


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