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エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2006年 01月 12日

0112:観光地撮影

バンコクで撮影活動。
7時起き。
パスポートがもうすぐ残存期間半年を過ぎてしまうので、タイでの取得を考えていた。
俺のような人間が、フツーに国内で取得するのは面白みがない。
本当はカンボジアで取得したいのだが、それもとりあえずできないので、アソークの日本大使館領事部へ。
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ビルの1階でパスポートと金属探知機チェック。
エレベーターに乗って、9階で降りると、荷物のX線検査。
領事部へ到着。
銀行にあるような順番待ちのカードを引いて、その間に5年パスポートの申請。
自分の順番を待っている間、人間観察。
秘書だか愛人だかわからん美人を連れたタイ人。
旦那の代わりに書類を申請に来た日本人の奥さんは、化粧がタイ人化していてぱっとみタイ人にしか見えない。
30年、日本とタイを行ったり来たりしている初老の男性。
できれば、パスポートは手元に残しておきたいので、その旨を伝えると渋がられるが、「以前ミャンマーで大丈夫だったんですけど」と言うと、こっちの話を途中でさえぎるように「ちょっとお待ちください」と、奥へ行ってしまった。
少しの間待たされ、パスポートを持つための理由書を渡され、「書いたら持ってきてください」と言われる。
書類を書いて、窓口にいた人が終わったので、書類を出すと、後ろのベンチに座っていた丸坊主の大麻でらりってそうな馬鹿面の息子を連れていたババァが係りのおばさんに
「私、56番で待っているんですけど」
と言い出した。
こっちは書いたら窓口に出すように言われているんだよ!
睨み付けてやろうと思ったら、係りのおばちゃんが
「先に受け付けている方なので」と言うと、黙って席に戻った。
おばちゃんの計らいで、提出後の翌日、もしくは翌々日に発行できるようにしてくれたのだが、日程が合わないので丁重にお礼を言って帰る。
駅近くの店の前で、ネコがネズミを咥えていた。
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その足でタイムズスクゥエアのプログラムDへ。
今度の航空券の予約と相談。
5年間続けたバンコク発券を最後にするか相談したら「日本でFIXで買うよりも、安いですよ」戸言われ、またも1年で購入。
本体は18000Bなのに、航空保険料と燃料で24000Bオーバー。
高くなったな。
年末の予定がまだ入らないので、12月1日で入れておいた。

BTSでMBKへ。
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まずはSIMカードが死んでいるので新しく購入。
パスポート番号を登録しなければならないという話だったが、まったく問題なしで使えてしまう。
お店のあんちゃんはカメラ好きのようで、オリンパスのE800を持っていると言っていた。
MBK内部の撮影をして、サイアムディスカバリーへ。
ここはもうダメな気配。
隣のサイアムセンターも同じく死んでいる。
その隣にでいたサイアムパラゴン。
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一昨年は派手にサイアムの駅まで工事やっていたが、オープンしていた。
デカイ、とにかくデカイ。
そして滅茶苦茶お洒落。
上のフロアに行くと、フェラーリやらBMWやらがビル内に展示されている。
すっげぇ。
フロアもただっ広く家具などのフロアもあってすごい。
おもちゃ売り場にはタイ限定なのか、プラレールのBTSがあった。
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お次はZENと旧ワールドトレードセンター。
もうこの二つも死に掛け。
伊勢丹に関しては紀伊国屋しか必要価値なし。
バスマップを購入。
道路を渡ってプラトゥーナムへ。
そのままパンティープも回ってBTSでオンヌットヘ戻る。

データのコピーをして、アンへのお土産をまとめ、サパーンタクシーンへ。
リバーシティへ向かうがバスが遅いので歩く。
船着場から対岸へ渡るが、手前だったので歩いた。
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記憶の中で道を思い出し、アンの家へ。
以前の場所から50メートル程引っ越していた。
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こちらよりも先に見つけたようで、カウンターの影の隙間から覗いていた。
この前撮った、お客さんの写真を渡すと喜んでいた。
太った男の子と甥っ子のサルはやって来たので写真を直接手渡した。
「時間はあるのか?」と聞かれ、あると答えたら、「デパートに行こう」と言われ、バスでカルフールへ。
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カートを探し、警備員にアンがカートの場所を尋ねたら、目の前にある、車の形をした子供を乗せるスペースのあるカートを指差して、「そいつを乗せて、あんたがこれを押せばいいじゃん」と言われていることを、言葉は理解できないのに理解できた。
カートを押して店内から洗剤やらコーヒーを詰めるアン。
明後日、お坊さんが5人、家にやってくるらしい。
4っつセットのお菓子を見て、「5人だから1個足りないよね」と言うので、殴るしぐさをして、「喧嘩になるんじゃない?」と言うと笑っていた。
米やらコーラやら、インスタントラーメンを箱買い。
5個セットのシャンプーで、どれにするか迷っていたアンが突然笑い出した。
「お坊さん、髪の毛ないんだよね」
そういえばそうだわ。
でも頭くらいは洗うと思うけどね。
大量の買出し品をレジで会計し、そのまま併設のフードコートへ。
帰りはどうやって持って帰るのかと思ったら、トゥクで帰宅。
路地を抜けて帰れたので5分程度で到着。
カウンターに、年末に撮影して送ったニューイヤーカードが置いてあった。
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届くか不安だったが届いたようだ。
帰りのバスの路線を教えてくれ、家からバス乗り場まで来てくれた。

本日のミッション
ゴーゴーバーの写真をゲットセヨ

まんじさんに「Gダイアリーのような写真が欲しい」と言われていたので、NANAへ。
初めて来た時、パッポンを素通りと、5年くらい前に、男の子1人と女の子1人の4人でソイ・カウボーイへ行ったことがある。
ゴーゴーバーへ興味本位から行きたがる娘は結構いる。
誰もが行った事無かったので、「安全」なゴーゴーバーへ行くと、どう見ても60くらいのおばさん、いやばぁちゃんが、真っ赤な下着姿にブーツ姿で、両手で鉄の棒を掴んでゆっくりと腰を振っていた。
日本人に例えるならば、そう中村玉緒!
玉緒が真っ赤な下着姿で腰を振っているのだ。
女の子が一緒なので、誰一人近づきもしてこないまま、緑色のミニバスに乗ってカオサンに戻ったのだ。
ゴーゴーバーなんてまともに行った事無かったので、資料(Gダイ)などによっても、パッポンよりもNANAの方が安全そうなのでNANAにした。
NANAは想像していた様な密閉空間ではなく、中庭を囲むように、カウンターがあって、その廊下の反対側が店になっていた。
とりあえず、早歩きでぐるっと回ってみる。
店の入り口から、中が伺えた。
白い水着のねーちゃんが、ブラックライトに照らされて、鉄の棒を掴んで踊っている。
「ミルダケタダヨー」
そう言って勧誘している女の子。
最上階へ上がると中庭を越した正面の店の前の様子が伺えた。
何枚か写真を撮る。
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人影がまばらなので、下の階へ戻った。
さっきの客引きしてた娘に腕を掴まれて、薄暗い店内へ。
ビールの値段を見ると、さっき通った店よりかは若干高かった。
まぁ、そんなガンガン飲むんじゃないし、いいか。
アサヒを頼むが、3日ほど前から右後頭部がなんか痛む。
脳内出血とかでこんなところでぶっ倒れたら、それこそ記事にされてしまう。
客引きしてたおねーちゃんは、客引きの仕事しなくていいのかなと思ったが、隣に座って年齢とか聞いてきた。
「私は19歳、大学生。あなたは?」
「いくつに見える?」と聞くと「25」と答えた。
「28だよ」と言うと、「見えない」と’言っていた。
「なんか飲めば?」と言うと、ワイを組んで、カウンターで頼んで持って来ていた。
くれと言われて奢るより、先に声かけたほうが気分的にいいじゃん。
そう思ってたら、目の前の手すりで踊っていた娘が、こっちの気を引こうとしてるのか、激しく腰を振って、「おごってー」と言っているが、ウザイので無視。
つーか、マジで頭痛いんだけど。
後頭部を指で圧迫してると、客引きだったねーちゃんが、掴んでマッサージをしてくれた。
正面の女はよほど飲みたいのか、激しく気を引こうとしていた。
いやね、これがみんなカワイコちゃんだったら鼻の下伸ばしてご馳走しますけどね、苦手な美人どころか、頭に死球を投げつけられているようななたになぜワタシが奢らなければならないのか?
激しく要求してきたのは、その妖怪人間だけだったが、どっちにしろステージにいるのはどれも同じようなお嬢様たちで、紐同然の食い込んだ汚い尻を目の前でふりふりされても、気分が悪くなるだけなんですわ。
中に、一人だけカワイイコいたんだけど、右斜め前のタイ人らしきおっさんにもう一人の女の子と膝の上のまたがって激しく腰振ってましたわ。
顔とのギャップに唖然。
客引きのねーちゃんは奢れと言うわけでもなく、ただ隣に座ってるだけで「君は踊らないの?」と聞いたら、「私は外だから」と言っていた。
中と外で違うのか。

ちびちびとビールを(アサヒより安いチャンに換え)飲んでいると、電気とミュージックが止まる。
閉店らしい。
皆そそくさと出て行く。
会計を済まし、外へ出ると、あぶれたねーちゃんだろうか、服を掴まれた。
丁重にお断りして外へ出る。
スクンビットへ通じる道は、一斉に帰る人で溢れ返っていた。
タクシーに乗ると、どういうわけか裏道みたいな場所をぶっとばす。
スクンビットのような大通りを突っ切って、どこかへ走ろうとする。
「オンヌットだよ、スクンビットの」と言う。
急に渋滞。
警察が検問だかなんだかやっていた。
「ボリス、ノーグッド!」
運転手は吐き捨てるようにそう言って、Uターンしてまたどこかを走った。
「トラフィック!」と言っていた。

ああ、そうだ、本日のミッション。
客引きのおねーちゃんに奢ったし大丈夫だろうと思ってステージを撮影しようとカメラを向けたら、「ノーフォト」と言われ、失敗。
中庭の外観写真のみでした。

by ong-bak | 2006-01-12 18:32 | 2006冬旅


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