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エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2005年 12月 11日

W5

久々にカメラのコーナーです。

今回は「サイバーショットW5」です。

SONYのデジカメといえば、他社に一歩遅れを取って、「売れない」「ダサい」カメラしかなかった。
そんな中、颯爽と登場したのがP1である。
当時、四角くてデカイ、とても「コンパクト」ではないコンパクトデジカメの中で、本当にコンパクトなデジカメとして登場したのがこのP1だった。
P1はそこそこ売れたようで、P1以降、しばらくこの同じスタイルの型が市場に投入された。

しかし、高画素化するデジカメ市場の中、メモリースティックは最大容量が128Mだったため、後から登場したSDカードに市場は傾いた。
SONYはメモリースティックの上位バージョンである、プロを投入するが、今までのメモリースティックのリーダーではプロが読めない上、他のメディアに比べると、救いようのない高さだった。

特に、SDのシェア率が上がるに従い、SONYのデジカメの存在は俺の中から薄らいでいた。
事実、ここ1年で欲しいと思ったのは、外見は違っても中身が同じ、ペンタックスのオプティオか、カシオのエクシリムだった。
一時期は外装もほとんど同じ(カメラスペックはほぼ同等)だったが、液晶を大きくしたことでエクシリムの魅力が高くなった。
しかし、これらのカメラのCCDは、なぜか等倍にすると、フィルムに見られるような粒子状のノイズが発生するのが気になっていた。

その頃、Wシリーズの元祖、W1が発売される。
これにいち早く目をつけたのがしんくんだった。
触らせてもらうと、電源を入れると、気持ちよく出てくるレンズ、大きな液晶、カメラらしい操作感、単三電池使用の割りに早いレスオンス、何よりも、見た目が「カメラ」らしい機種だった。
しんくんの使用により、我が東京工芸大学の写真学科内では、サイバーショットのW人気が爆発的に急上昇する。
卒業前で数人が所有していたが、現在は同期、上の代、後輩合わせて5人以上、中には2台目という人もいるので、10台近くが出回っているのではないだろうか?

現在、コンパクトデジカメのスリム化が進む中、Wは正直分厚く重い。
しんくん曰く「お洒落ではない」カメラである。
事実、人気も売り上げもあまりよくないようだ。
先月当たりからメモリースティックの価格が暴落しているらしい。
かつては1Gのメモリースティックの値段は、他のメディアよりも頭2つ出ていた。
しかし、今は1Gで8000円以下である。
CF、SDとの値段差は縮まった。
もはやメディアでカメラを選ぶ時代は終わったのかもしれない。

by ong-bak | 2005-12-11 22:05 | カメラ!カメラ!!カメラ!!!


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