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エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2005年 09月 27日

0927:カンボジア入国

ついにというか、やっとカンボジアへ。
6時半出発。
タクシーでエカマイへ。
渋滞に巻き込まれるがなんとか到着。
7時のサケオ行きバスに乗る。
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高速をぶっ飛ばしへ、新空港の近くを通るが、新空港遠いな。
約2時間でサケオへ。
サケオで10分の待ち時間で乗り換えでアラへ。
アランの手間のチェックポイントで、軍の検問によって、二人降ろされた。
アランのバスターミナルで飯食って子犬と遊ぶ。
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国境までのトゥク代、公定料金が70になっていた。
以前はアラングランドの前から値切って40で国境まで行ったのに。
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国境に着くと、ツアー会社がわんさかやってくるので、先に料金払って、国境の手前でヘッドフォンをして、聞こえないフリをしてごまかす。
タイのイミグレは、平日なのに大混雑。
建物への入場規制まで行われていて、炎天下の中30分ほど待たされる。
多くはタイ人で外国人レーンは比較的空いている。
係官に「エンドゥ!チュンチュケ!」と何度も聞かれる。
はいはいそうですよ。
写真と顔を何度も見られる。
ええ、写真と本物、ぜんぜん違いますもの。
また繰り返し、「エンドウ?エンドウ?」と聞かれる。
ニコニコして笑顔でそうだと返す。
「そこでちょっと待て」と言われ、パスポート取られたままイミグレ脇の、オープンスペースな「別室」で待機。
西洋人が書類にサインをさせられ、気の強そうなねーちゃんに金を取られていた。
しばらく待たされて、係官は自分のレーンを封鎖し、外へ出て、入国の事務所の方へ歩いて行った。
そして書類を持って来て椅子に戻る。
しきりに「エンドー、エンドー」と呟きながら、タイ語の書類を見ていた。
「お前はエンドー○○じゃないな?エンドーチュンチュケだな?」と聞かれて、「そうだ」と答えると、タイ語の書類の中にエンドー何某の名前だけがローマ字で記載されていた。
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どっかのエンドーがブラックリストにでも載っているのか?
「OKOK、アリガト」パスポートを返してもらい、カンボジア側へ。
ビザセクションへ行くと、警官がそろって飯食ってる。
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「今、飯食ってるから後で」
って、さすがカンボジア。
ユルい。
10分ほどして呼ばれて、やっとビザ申請。
何も言われず20$でビザ取得。
旅行代理店の人間を無視して待つことしばらく、西洋人が一人やってきた。
「タクシーシェアしませんか?」と声をかけるとあっさりOK。
アンコール小児病院に知り合いがいるらしく、何度も来てるらしい。
さすがリピーター。
要領がいい。
それからしばらく待ったが、来るのはタイ滞在期間延長の西洋人ばかり。
旅行代理店の連中が、「お前はタクシーで行きたいのか?そこのクメール人2人もそうだから、4人で行けばいいぞ」と言ってきた。
示された価格を聞いて、西洋人は「高い!その値段なら俺は行かない!」と言い出した。
「今、道がとても悪くて、2往復できたのが1往復しかできないし、ガソリンも高いから、あなたの言っている1000Bでは行くことはできない。俺の友人はシェムリにたくさんいて、間違いない」と説得するが、「俺は4回も来てるんだ!」と言う。
旅行代理店の連中は必死で、「俺たちの言うことを信用できなくても、コイツは本当のこと言っている」と言い出した。
「俺は、カンボジア20回くらい来てるよ」と、カンボジアビザだらけのパスポートをちらつかせると、「オーマイガッ」とやっと信用して行くことになった。
入国して、サムローでしばらく走って停車していたカムリへ。

道が悪くなったとは聞いていたが、カムリは6号を通らず、ぐるっと市内を迂回して、やがて大きな未舗装の道路へ出る。
カムリは後輪を滑らせて、ワイパーのように後部を振りながら走った。
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6号に合流地点に、中国の会社が工業団地を作る旨の看板が建っていた。
ドライバーのおっさんはかなり無理してぶっ飛ばし、シソポンで修理工場へ。
西洋人はシビレを切らし、いつできあがるんだ?と聞いてくる。
スローな国なんだから、任せればいいのに。
小一時間で修理は終わり、出発するが、西洋人は嫌気がさしたのか、シソポンで降りると言い出した。
適当なホテルに送り届け、シェムリに再び向かう。
道が悪い悪いと聞いていたが、6年前に比べたら遥かにいい。
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しかし、ここまでの修繕状況から、一気に悪くなったのも確かだ。
5時半にクララン着。
いつもの休憩所が車でいっぱいだったので、隣の休
憩所へ。
トイレを済ませて出ると、そこにいた少女が、「あれ、アンタ見たことある」と言い出すのでおどけてごまかす。
隣の店に行くと、ちょうどおっさんが洗車していて、こっちに気づいた。
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娘とおばちゃんが出てきて、コーラとおしぼりをくれる。
バナナも持って行けとくれるのだが、でかすぎるので「小さいのでいい」と言って小さいのをもらった。
日も落ちた6号を東へ走る。
空港への道を通り過ぎ、市内へ。
市内はここ1年で一気に建設ラッシュがやはり進んでいて、新しいホテルがニョキニョキ建っていた。
タケオの前で車を止めてもらう。
タケオの前にビソットがいたので、窓に顔を押し付けると「シュンが来た!」と言った。
それを聞いたモムさんとガーが走ってきた。
いつもの笑顔だ。
荷物を出して、完成したタケオへ。
バックパックとカメラザックを下ろし、「荷物はこれだけか?」と聞かれる。
そうだ、と答え、運転手に代金を払って別れた。
外に、新谷さんとヨシさんが座っていた。
久々、特にヨシさんは数年ぶり。
ドミに荷物を置いて、犬の餌をタクシーに忘れたことに気づく。
大失態。
1500円ぐらい買ったのに。
新谷さんとヨシさんと一緒にモロッポーへ。
ヴィチャラーがいた。
ラッタナーとラッタナー父母もいた。
ラッタナー父は大分太ったんじゃないか?(←俺も同じことを言われまくり)
飲んで食って、アンコールマーケットとソキメックス寄って戻る。
ラチャニーは部屋にいるらしいので部屋に行ってノックすると出てこない。
声がするので後ろを見たらラチャニーがいた。
「うぉーい、いつ来たの?」と聞かれたので「7時に着いた」と言うと「知らなかったよ」と言われた。
元気そうで何よりです。

by ong-bak | 2005-09-27 22:46 | 2005秋旅


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