エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2006年 09月 30日

0930:それが大事

7時前に目が覚める。
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昨夜はそのまま寝てしまったらしい。
点けてあった電気が消えていた。
棚の上に検尿のコップがあったので検尿。
先生の回診には研修医らしき若い先生が3人着いていた。
飯食ったら外出していいとのこと。
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9時過ぎたらおかんが部屋に来て、そのまま駐車場へ。
しばらく運転する機会がないと思うからハンドルを握った。
本町山中から横横に乗って、叔母の家のある葉山島まで。
途中の高校の前に、妙な標語が。
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こんな標語を高校生になっても掲げないとできんのかよ??

車のラジオから、今時「それが大事」が流れていた。

負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと
ダメになりそうな時、それがいちばん大事

つい先日、まだ病気が判る前、友香さんと電話しながら口ずさんだ曲。
特に意味はなかったんだけど、なぜか出てきた。
今改めて聞くと、その歌詞は今の俺に聞かせようとラジオが流しているかのように思った。

俺は、この病気に負けない。
治るために投げ出さない。
この病気から逃げない。
先生と看護師さん、応援してくれてるみんなと、自分自身を信じる。
すげーよ、名曲だよ「それが大事」!

叔母の家は幹線道路からちょっと奥へ入った小さな川沿いにあり、川のせせらぎが聞こえてくるナイスな場所だ。
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6月には蛍が飛ぶ。
リビングの外にあるデッキがまたイイ。
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裏には小さな畑があり、色々な野菜が実っていた。
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海鮮入りのパスタうまかった。
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一番上のおじさんがやって来て、作った輪ゴム鉄砲を見せてくれた。
おじさん竹とんぼを趣味で作ってて、また凄いうまい。
今度は5連射できる輪ゴム鉄砲を作ったらしい。
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いじらせてもらったら、これがまたよくできている。
いい年こいて夢中になって遊んでしまった。
今日は老人ホームに入っている祖母の誕生会で、一同が集まる予定だった。
行く予定だったけど、こんな病気になったもんだから諦めてたら、運良く外泊許可が出た訳だ。
叔母の家から程近い老人ホームへ向かう。

祖母はおかんの生みの母で、戦後貧しかったため、幼かったおかんを幼女に出すしかなかったそうで、一緒に住んでいるばぁちゃんは育ての母になる。
10年ほど前、おかんが生き別れた兄弟を見つけだし、50年ぶりに兄弟が再会したという訳だ。

相模川の見えるホームで、地元のカラオケ愛好会によるカラオケ慰問会。
終わった後に、祖母の耳元で
「れいの息子の俊介です」
と声を掛けると、それまで曾孫の差し出すコーヒーゼリーを嫌々食べていたのに、言葉が届いたのか、ぎょろりと目を見開いた。

叔母の家に戻って、一番上のおじさんが陣頭指揮を取って庭で色々焼いてくれる。
おかんは目を放した隙に飲んでいやがった!
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誰が運転するんだよ!
帰りも俺か…
「あんたも飲めば?」
家にさくらだっているし、治るまで飲まないって決めたの、俺は。
デザートのパイナップルが甘くてめっちゃうめーの。
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叔母の家でいつも出されるうどんがまたうめーの。
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さくらも心配なので遅くならないうちに帰る。
帰りの運転中に数度くにえから電話があった。
帰宅して電話すると、桃ちゃんから電話があって「今どこ?」って言われたらしい。
自宅にいると答えたら小田原まで車で来たそうで、横須賀に向けて車をぶっとばしていたそうなのだが、藤沢周辺で3時間の渋滞。
大船に車乗り捨てて、電車で乗り継いで面会時間終了10分前の病院に駆け込んだところ、病室はもぬけの殻。
「1日返せ」
笑って言われた。
ごめん、ありがとう。
パソコンのデータなどの整理。

明け方憲ちゃんからメールが来たので電話。
「おめーが死ぬわけねーだろ!」と励まされた。
ありがとう。
布団に横になるが寝付けない。
死の恐怖。
眼鏡を外しているのに明るい光点が見える。
眼鏡を掛けて見ると星だった。
気がついたら寝ていた。
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by ong-bak | 2006-09-30 23:50 | 写真日記
2006年 09月 29日

0929:敵の名は白血病

さくらの散歩に二人で行った。
戻ってからさくらはどうも元気がない。
野生のカンか?
上目遣いでこっちをじっと見ていてご飯も残している。

病院へ。
血液内科の前で待つ。
名前を呼ばれて診察室へ。
やっぱり白血病。
通常は皮膚に出ない症状が皮膚に出ている、「非常に珍しいタイプ」の急性骨髄性白血病と診断され、緊急入院することに。
「白血病だ」
そう思ってれば、どんな状態でもショックは少ないかと思ってた。
「このままほっといたら、年内もたなかったかも」
そう言われてゾッとした。
確かに最初は先生の説明をちゃんと聞けていた。
でも、先生の一言で涙があふれた。
「エンドー君の食生活が悪かったとか、カンボジアに行ったからこんなになったってことじゃないから」
わんわんと泣いてしまった。
さくらパパの告知によると、完治率はぶっちゃけ3~4割だそうなんで、厳しい闘いになりそうです。
おかんにも来てもらった方がいい、と言われた。
「息子がこんな大事に、休めないなんて会社ならやめちまえ」
さくらパパの言葉はそっけないけど心に染みる。
「はっきり言ってコウガク治療になるよ」
「光学??レンズとか使うんですか?」
「高額治療」
そっちの高額か!
うち金ないよ、本当に。
目を腫らして病室を出る。
友香さんに、結果を報告する。
なんで?という顔。
採血と心電図を取る。
看護婦さんから、入院の説明を受ける。
CTとレントゲンを持って入院病棟へ。
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エレベーターを降りると、目の前に顔見知りのおばさんがいて、あっちもびっくりしてた。
ナースステーションで声を掛ける。
先日ぐりぐりしてくれた隣町の先生がもういた。
これから主治医としてお世話になる。
病室に通されるとそこは個室。
しかもベッドにはビニールの厳重な装備が。
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なんかもう、ダメ宣告されたみたいであせる。
「すみません、うちお金ないんで大部屋がいいんですけど」
と訴える。
ちょっと待ってください、と出て行った看護婦さん。
やがて戻って来て、「心配なのはお金の面だけですか?」と。
「大丈夫です、同じ値段です。治療のためですから」
マジで??
狭い部屋からは猿島が見える。
ちょっと見晴らしはいい。
簡単な問診の後、帰宅のために外出許可が出た。
ナースステーションの前を通ると、さくらパパがいた。
こっちを見ると、しきりに小指を突き立てて、「コレか?コレか?」としぐさを見せる。
コクコクとうなずいておく。
電車で帰宅。
おかんが会社抜けて来て、ある程度支度してくれていた。
ノートPCも使っていい、と用意してくれていた。
部屋でデスクトップのメールデータの移植の作業。
部屋から出ると、どうもうちのアパートの今度空く部屋に、友香さんが越してくる話で進んでる。
え、マジで?
話はすんなりとついたようだった。
申し訳ないが、嬉しい。
おかんが「あんたのからだをそんなにしたのは、私の責任だ、ゴメン」と言われた。
そんなことこれっぽちも思ってないよ、馬鹿野郎!
こっちの方が迷惑ばかりかけてゴメン!だ。

いい物食おうと、おかんが回転寿司に連れて行ってくれたが、昔は数十皿食えたのが4皿しか食えなかった。
友香さんは仕事があるので中央駅近くで降ろし、俺はそのままおかんと病院へ戻る。
病室に荷物を置き、主治医の先生と治療について話す。
キツそうだ。
でも、「割と早期に発見できた方だと思う」と言われた。
励みになる。
刺す話をいっぱいされ、テンションダウン。
おかんを駐車場まで送って、だらだら過ごす。
腕には名前と誕生日の入ったバンドを付けられる。
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これで俺も病人だ。
部屋から町並みを見下ろす。
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夕方の担当の看護婦さんは、チャキチャキしてものすごい元気な人。
こっちまで元気になりそう。
みんな、テレビを見ない患者が珍しいようで、驚かれる。
主治医に「パソコンのテレビチューナーだったらお金かからない」と言われたので、ムリにテレビを見ることもない。
記念できないけど、第一食目の食事。
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野菜嫌だけど、これを機会に食べる。
全部食べた。
暇なのでうろうろしたり、こち亀やゴルゴがあったので読んで過ごす。
返却しにナースステーションの前を通ると、皮膚科の背中切ってくれた先生が来てて目が合う。
軽く会釈。
共用スペースに、ルームランナーと自転車マシン発見。
自転車マシンを必死に漕いでたら汗かいた。
NHKのニュース見て、暇だからちょっと部屋に戻ると、友香さんが来てくれた。
会議終わってすぐ駆けつけてくれたらしい。
先日なくしたサプリも持ってきてくれた。
部屋で元気なうちに馬鹿写真撮影。
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男の声で「エンドーさーん」と声を掛けられる。
てっきり先生か誰かと思ったら、もう聞きつけたしんちゃんが会社帰りに寄ってくれた。
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8時になって面会終了時間で二人を見送る。
顔見知りのおばさんに会ったので話す。
「いつからいたの?」
「今日からですよー」
周りにいたおじさんたちが「半年?俺なんて2週間で飽きてるのによ」「さっきまでそこらへん歩いてたじゃん」と言っていた。
「これからどんどん元気なくなるんですよ(笑)」
と答える。

やることもない。
今日は疲れた。
これからのこと、早速励ましの連絡をくれた人を考えると、涙がこぼれた。
なかなか寝付けない中、就寝。


元気なうちは、少しでも更新するつもりなので、まだまだお付き合い夜露始駆←(縁起担いで字変えました)!
とは言え、明日は外泊許可出てるので家に帰れるんだけど。今日も皆さんのコメントに感謝の日々です。
非公開で書いてくださった大学時代の方々、感謝です。
大丈夫忘れるわけないでしょ!


やっと落ち着いたのでコメントのお礼です。(長すぎて書き込めなかった)

ソクサバさん
羨ましいです。写真いっぱい撮ってください。

@●●さん
責任取らなきゃならんですねぇ。責任って言葉嫌いですけど、今回は取らせて頂きます。
元祖長浜もいいのですが、チャペココの女性従業員のアオザイ写真が一番欲しいです。

えつさん
はじめまして。これを機会にあなたのお気に入りにエンドー帝国をよろしくお願いします。

t●●さん
つながったので体調がいい時は更新を続けます。よろしく!

小●●さん
いやぁ、自分がびっくりですね。治して見せようホトトギス。がんばります。

ミ●●さん
踏ん張ります。踏ん張りすぎて地雷を踏んでサヨウナラはしないよう気張ります。病院は別枠で書いておいたので参考にしてください。

ちゅらさん
ありがとうございます。がんばりますね。

mkさん
絶対治すよ。待ってて。

Tさん
写真を生で見せられるように、生き抜きます。どうもありがとうございます。


こ●●さん
誕生日前に旅行行く予定がパーなっちゃったよ。沖縄も行きたかったのにー。

Gさん
三途の川が呼んでいる・・・わけねーだろーーー!凱旋して見せるから待ってて!

manjiさん
今日はありがとうございました。まさかバンコクではなく日本でこんな形で再会するとは思ってもいませんでした。がんばります。

よしむらさん
何をおっしゃる、自分のためにがんばりますよ。くそーシェムリかぁーーー!

も●●ちゃん
来てくれてありがとう。そしていなくてごめん。

t●●さん
復帰したら飲み明かしましょう。学校で飲み明かしたいです。まだ写真展も写真も出してないですから。死んでも死にきれん。これ以上大学に自縛霊増えてもしょうがないですし(笑)

t●●さん
退院したら?ビールが飲みたい!!アンコールビールで乾杯です!

まみすけさん
奇跡は起きるんじゃなくて起こすもんなんだよ、起こして見せるから待っててね!

い●●さん
そうです、アレです。アレがこんなことになりやがってコンチックSHOW!今度浴びるほど飲みましょうね!

キャシーさん
イヤイヤ食ッテルアルヨ

s●●さん
聖路加で会う約束果たしてないから死ねんよ。最近は王様がロバを思い出し笑いしてるわ。←知ってる??

Y●●君
笑顔、俺にはそれしか武器がないのよ。看護婦さんわらかしてます。がんばる。ありがとう。

K●●君
忘れるわけないじゃんか。よく見てくれてることは知ってたよ。負けないだがや!

J●●さん
チョクチョクじゃなくてこれから面白くなるからチェックよろしく。こんな大変でもコメントをくれたことに感謝!

ち●さん
心配掛けて申し訳ありません。生き抜いて見せます。生き様を見ててください。


みんな、ありがとーーーー!!

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by ong-bak | 2006-09-29 18:12 | 写真日記
2006年 09月 28日

0928:前兆

散歩にいつもの公園へ行くと、金色に輝いていた。
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昨日の背中切った場所の消毒に今日も病院。
友香さんも一緒に来てくれた。
今日は今まで以上に早く呼ばれた。
診察室ではなく処置室へ行くと先生がいた。
消毒してもらってから、それとなく大学病院への紹介状を頼んでみた。
すると、やっぱりこれは皮膚科の病気ではないらしい。
話の口調からすると、どうも血液内科っぽい。
はっきりとは言わなかったけど、あまりいい状況ではなさそうだ。
こないだ「白血病ではない」ようなことを言われたことに関しては、言葉を濁された。
「もしかしたら、明日そのまま入院」
そう言われる。

今日の会計は安かったけど、昨日の分と合わせると安くもない。
病院前の八百屋さんにいた猫。
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薬を忘れたので、持って来たおかんがいる教会へ。
おかんはクリスチャンで、怪しい教会ではない。
薬をもらって、牧師先生に挨拶。
一応、どうも白血病っぽいことを伝える。
牧師先生は、わざわざお祈りをしてくださった。
涙が出た。

今日はじいちゃんの命日なので、程近い良長院のじいちゃんの墓参りへ。
15年前の今日、俺が今行ってる病院でじいちゃんは死んだ。
土曜日だった。
家に帰ると弟がぽつんと俺の帰りを待っていた。
おかんとばぁちゃんは先に行っていたので、二人でタクシーで来いってことだった。
タクシーの運ちゃんはいい人で、慰めてくれた。

今日は友香さんは会社は休みだったので俺の会社の駅まで送ってくれた。
途中の景色を無性に写真に収めて京急に乗っていた俺。
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空の色はすがすがしかった。

かばんにしまったと思って行方不明だったサプリ、品川のラーメン屋に忘れてたらしい。
ごめんなさい。
会社が終わって、友香さんがデジカメ欲しいと言っていたので現物を見にアキバのヨドバシヘ。
明日から入院だと、今日しかないと思ったから。
友香さんもやって来て、結論としてはファインピックスのF30がいいんじゃないかってことに。
いざ帰ろうかとなると、明日の朝、言ってもいいか?と聞かれた。
都内から朝一で横須賀まで来てもらうわけにもいかないので、今日も泊まってもらった。
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by ong-bak | 2006-09-28 07:54 | 写真日記
2006年 09月 27日

0927:骨髄検査

今日も雨。
散歩行けないので庭でおしっこ出させ、動物病院で爪切り。
前足の親指部分が嫌なのか、今まで見たことない泣き方をした。
しばらく洗ってないので、帰ってから風呂場へ。
2階に水性ペンがあったので眉を書いてみる。
プププ。
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さすが水性、水がちょっとかかっただけで流れ落ちた。
さくらを洗ってから風呂場を洗って、さくらのタオルなど洗って、洗濯物干して、なんてしてたら昼。
検査で昼飯抜けって言われてたからもう食えないじゃん…
大学病院へ電話すると教授の秘書の方が連絡聞いててくれて、指示を受け、診察の予約を入れた。

いざ、地元の病院へ。
今日も前回同様気分は優れズ。
金がないのでコンビニ行ったら今時ATM置いてなかった。
仕方なく駅前まで戻って銀行へ。

病院へ着くと、既に準備ができて探してたらしい。
処置室で後ろ前に服を着せされ、そのまま待たされる。
やがて先生登場。
こないだの先生ではなく若い先生。
尻から骨髄液を取るらしい。
ズボンとパンツをズリ下げて、念入りに消毒。
服を脱いだ籠からTシャツ取り出して頭に被る。
「おー、遠藤君、もうびびってる?」
と先日の先生がやって来た。
「俺、もう老眼だからさー」
Tシャツの間からそっと覗くと、ゴルフに行ってたかのようなさわやかな姿。
一言で言えば「さくらパパ」?
下手に色々言われるよりも、このような気さくな先生の方が気が楽だ。
「あのねー、今日もう一回背中切らない?こないだの細胞、ホルマリン漬けだからさ、生のが見たいんだよね?会社また休んだりするの大変でしょ?」
ええええええ、またですか?
でもこないだ大して痛くなかったからいいや、とヤケクソな俺。
どうも、他にも数人見に来ているようだ。
「大丈夫、いきなり刺したりしないから。ちゃん言うから」
なんて先生は言っていた。
若い施術する先生は、地元出身で隣町の先生だった。
「かかった病気はありますか?」と聞かれ
「中学の時、結核の集団感染にかかりました。市が隠してました」
と言うと、
「大津中?」
言われてびっくり。
それだけでよくわかったな、と。
チク、チクと麻酔を打たれる。
そんな激痛ではない。
「遠藤君、痛い?大丈夫だろ?」
と、さくらパパ。
確かにそれほど痛くない。
そのまま何か押されるような感触。
やがて、ぐりぐりと激しく回る感触。
痛みはない。
でもものすごいぐりぐりしてるんだけど。
「痛いなら声上げていいよ、処置室全体に聞こえるくらい叫んだ人いるから」
「ぬぉぉぉおおおお」
押される感触に思わず声を出す。
「じゃぁ、ちょっと抜きますからねーがんばってねー」
体内から確かに何かが吸われるような感覚がする。
先生とさくらパパが「ディープがなんたら」話してる。
思わず「ディーープインパクトォォ」と突っ込みたくなってったが、
「んぐぐぐぐぐ」
とまたも声を上げる。
でも、痛みではない。
さくらパパが
「もう半分も終わったから大丈夫ー」
と声を掛ける。
尻にもう一度ごりごりという感触があって、終了。
背中にテープ貼られ、仰向けになる指示を受ける。
液が出てきちゃうって聞いたんだけど、圧迫した方が止まるらしい。

しばらく時計を見てぼーっとする。
おばちゃん看護婦さんに、もう着替えていいと言われて着替える。
おばちゃん、ずっと手を握っててくれてありがとう。
脱いだガウンには、茶色い液体がこびりついていた。
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一度皮膚科に行き、急遽CTの時間を早めてもらってCTへ。
すぐに番が来て、台に寝る。
水泳選手が飛び込むような、両手を頭の上に持って行き、機械が動く。
ベッドがふわーと浮いて、東芝製のでっかいドーナツのようなリングが、ひゅううんと音を立てて動く。
腹部から東部までスキャナーが動いてから、「では造影剤を打ちますね」と先生が来た。
CTの脇に、長さ30センチほどの注射器を発見してしまった。
右手を差出し、見ないようにする。
チックと針の感触。
しばらくして、
「全身が熱くなりますが、薬の効果ですから心配しないでください」
と言われた瞬間、文字通り、頭の上から足に向かって体が熱くなる。
一瞬で酔っ払ったような感覚。
腹部から下腹部に熱さが下がってくると、まるで下痢っ糞をもらしたかのような感覚だった。
その注射のチューブかなんかが刺さったまま、再びドーナツが動いてスキャンして終了。

今度は皮膚科に戻ると、すぐに先生がカーテンの間から顔を出した。
もう準備万端らしい。
色々と話を聞く。
こないだと同じ内容だけど、今回はもう少し大きく切るらしい。
説明の後、再び写真撮影。
「前回よりも増えてるし、増殖が早い」
そう言われると、ぞっとしてしまった。
さっき骨髄液を採取した先生と、さくらパパが見に来る。
背中にまた麻酔。
注入する時が、痛いと言うか、なんと言うか。
麻酔が効くまで少し待って、切り始める。
感覚はないけど、力が加わってるのがわかる。
前回よりも深いと言われてたが、途中でざっくり痛みを感じる。
「イタイ、痛い」
「麻酔追加します!」
と麻酔を打たれ、切られる。
前回よりも早く終わった感じだ。
縫合するときは電気の機械で止血してるようで、ちょっとしびれる感じ。
もうリラックスできて先生と話していると、同い年だった。
なんか同い年の先生に治療してもらって、変な感じだった。
年が同じってことで、親近感も沸いた。
「結構年上に見られるんですよねぇ」
と言っていた。
縫ってる間にさくらパパが戻ってきた。
どうも、あまりいい具合ではないような雰囲気がぷんぷん漂ってる。
縫合が終わって終了。
診察台の下のトレイには、真っ赤な血に染まったガーゼが捨てられてた。

会計へ行くとやたら待たされる。
10分以上待たされて会計に行くと、15000円オーバー。
マジでー???
「内科だけですか?」
「いえ、皮膚科も受けました」
慌てて後ろのレーザープリンターから明細を取り出すおばちゃん。
ちらっと金額が見える。
嘘でしょ?
「すみません、エンドーさん。内科と皮膚科と合わせて26000円です」
ハァーーーーー?
財布には15000円しか入ってねぇーーーー。
「明日、診察あるなら明日でいいですよ」
と言われ、15000円だけ払う。
骨髄液採取より、会計金額が痛かった。

薬をもらいに薬局へ行く。
処方箋だしてから気づいた。
「すみません、お金ないんですけど」
国道沿いセブンならATMあるかもと言われ、慌ててセブンでお金下ろす。

病院のすぐ近くのペットショップでダックスが売られていた。
8万かと思ったら、8千だった。
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ちょっと大きくなったらそんなに安くなっちゃうのか。

帰宅して、バイクでばぁちゃんのお見舞い。
肌着を持って帰って欲しいと言われ、ポケットへ。
これで警察捕まって、ばぁちゃんの肌着がポケットから出てきたら困るねー、なんて話をしえ笑った。

仕事終わりに友香さんが来てくれた。
倉林流のパスタを作ったが、今日はちょい味薄味だった。
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失敗。
トリビアがやけに長いと思ったら最終回だった。
ガセビアのたまきも海外へ旅立ってしまったよ。
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by ong-bak | 2006-09-27 12:58 | 写真日記
2006年 09月 26日

0926:だるい

昨日よりか喉楽な気がすんだけど、米を口に入れるのも嫌なんで、「ありがとう純ちゃんまんじゅう」を食う。

おかんから切羽詰った電話。
同級生の某大学医学部の友人に連絡を取ったようで、早急にメールで症状を伝えろと言われたらしい。
ばぁちゃんのところへ行こうと思ったんだけど、風呂場で全身写真や患部のなどを撮影してメールで送る。
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会社へ行くと、大学の先生からメールを受け取ったと連絡があった。

ああ、出社する時乗った電車、広告全部モビット。
しかもネクタイがつり革にはっつけてあった。
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取れるかと思ったけど取れなかった。

体調悪い。
骨髄採取の話を聞いて、気が滅入っているのだろう。
頭も痛いしだるい。
仕事終わりに品川で待ち合わせ。
ラーメンを食う。
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サプリをもらった。
すんげぇでかい飲み薬で、しかも効きそうだ。
本当にだるいのでウイング号で帰ったが、気がついたら寝過ごして北久里浜。
そのまま久里浜まで行って引き返す。
風が身に染みた。
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by ong-bak | 2006-09-26 10:37 | 写真日記
2006年 09月 25日

0925:骨髄検査決定

病院へ。
駅で今日発売の、京急駅名ストラップを買う。
前回も買ったけど、Gショックと一緒で色が茶色くなっちまった。
八景の駅で、女子高生がおそらくプリクラ用のかわからんが、プラケースに入れてたのでそれが見つかるまで開封は避ける事に。
1弾と違いは裏面が畜光するみたいだけど、そんな機能いらんからケース売ってくれ。
前に出た時にここに書いたら、検索で引っかかって後輩に見つかった。
そんな検索で探し出されるなんて…
駅の手作り看板がいい味出してた。
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今日こそ検査の結果判ってほしい。

10時の予約が12時過ぎまで待たされる。
医療事務のおねーさんは、5分ごとに「まだですか?」と聞きに来る人に「今日は珍しく込んでるんですー」と言っていた。
俺が来る日、いつも混んでるじゃん。
やっと診察前の廊下で待たされる。
俺の見てもらってる先生の部屋に入って出てくるまで、最初の人5分、次の人10分。
誰も入らないで間が15分。
飯でも食ってるんか?
この間合いが心臓に悪い。
いよいよかと、思ったら、他の人がもう一人呼ばれて、その次にやっと呼ばれる。
やぱり顔に増えているのは一目瞭然のようで、全身を見てもらう。
「骨髄の可能性がある」
と言われた。
一番避けたかったのにーーーー。
ただ、白血病の場合染まる部位がほとんど反応してないので、白血病ではないらしい。
喉の痛みも伝え、水曜日に造影剤投与してのCT撮影の予定を入れられる。
採血して、念のためレントゲン撮影へ。
カルテの死亡の欄が痛々しい…
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受付で内科のカルテ作ってもらい、レントゲンを受け取って今度は血液内科へ。
話は伝わってて、すぐに診察。
ここでも、先生は見たことない腫れを見て、レントゲンを眺めてしばらくうなる。
「骨髄の検査、やろう」
うへぇ、マジですか。
「痛いか痛くないかと言うと、痛い」
丁寧な感じの先生ではないが、下手に丁寧な先生よりも、こう何でも言ってくれる先生の方が俺は気が楽だ。
「脅してばかりでストレスかけて申し訳ないけど、敵がわからないから何もできないんだよ」
心情はベトコンの攻撃にジャングルで怯えるアメリカ兵ですな。
水曜日のCTの前にやることに。
昔、テレビで骨髄液を採取するのにのた打ち回ってるシーンを見てから、絶対に骨髄で医者に世話になりたくないって思ってたし、ドナーにもならんと決めてたのだが、どうもそうもいかないかもしれない。
もしかしたらドナーを探さなきゃならんかもしれなくなるし。
いや、それだけは嫌じゃ。
もう、テンションは下がるし最悪。
結局検査など終わったのが3時過ぎ。
それから会社へ。
電車の中で納豆巻きとカツサンドを食う。
今日は仕事終わってまっすぐ帰宅。
弟が餃子を作ったらしいのだが、飲み込むという行為を極力避けたくて、数個でやめた。
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by ong-bak | 2006-09-25 23:36 | 写真日記
2006年 09月 24日

0924:タイ映画

喉が痛い。
7月の末、鎌倉、葉山とトゥクトゥクで回った帰りに寄ったプリン屋で最初の異変に気づいた。
何か、飲み込みづらい。
それがしばらく続いていたけど、そんなに気にはしなかった。
でも金曜日くらいから喉の痛みが増して、ご飯、飲み物を飲み込むと痛い。
つばも痛い。
あくびをするとかなり痛い。
今まで痰なんて出ない方だったが、ものすごく出る上に血まで着いている。
こりゃブツブツと関係あるのか気になるわ。

コンビニの駐車場にパトカーと警察のカブが。
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何かあったのか?
浦賀から久里浜を回って、野比経由で武山に抜けてバイク屋を見る。
こんなに市内にでかいバイク屋があるのを知らなかった。
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走行距離が8000キロ短いアドレスが同じ値段で売られてた。
でも整備費は俺が買った店の方が安く、保険2年付けての値段では俺の方が安い。
ただ、走行距離がかなり短いからなぁ。
やっぱり地元で探せばよかったと少々後悔。
WAVEがあった。
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おかんからメールで「さいかやで純ちゃんまんじゅう売ってるんだけど」とメールが。
「ネタにしたいから買って来て」と返信。
ばぁちゃんのお見舞いに行って、時間がないので病院にバイク置いて本郷台へ。
駅に貼られていたポスターの犬がかわいい。
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チェンマイの山奥の子供たちに海を見せるドキュメンタリータイ映画「デック」の上映会へ。
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もう一度ばぁちゃんのとこに行くと、ちょうどおかんが来てた。
家に帰ってさくらの散歩に行ってから、ジャンパーの中に入れてホームセンター。
1時間弱の滞在で、5人もまるげTシャツがいた。

隣の家と仲悪いのだが、1週間度前から見慣れる男が。
どうやら娘しかいない家だったので長女の婿養子らしい。
あんなおっさんの家によく来るよ。
爺様は毎朝うちの向かいの個人宅の駐車場の中に腰を下ろして、人様の家の駐車場に立小便してるし。

おかんが買ってきた「ありがとう純ちゃんまんじゅう」
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昨日に続いて酒盛り。酒飲んだら服のまま爆睡。
さくらが吠えて目が覚める。
突然弟が帰ってきた。
ビビルわ。
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by ong-bak | 2006-09-24 19:07 | 写真日記
2006年 09月 23日

0923:アドレスに1ヶ月乗って

9時に一度目が覚めたけど二土寝してしまい11時に起きた。

アドレスに乗って約一ヶ月。
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買う前はあんまり意識してなかったのでリードのことばかり居敷していたが、アドレスいいよ!
足の所にある収納ボックス便利でペットボトルが入るし。
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やっぱり車体のサイズが小さすぎるから50ccだと思われるけど。

バイクで馬堀の海岸線を走り写真を撮る。
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風を受けて波の上を疾走するウィンドサーフィン。
あまりの早さに驚く。
観音崎回ってからばぁちゃんのお見舞い。

コンビニでうまそうなラーメン購入。
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具の一部は二分お湯で温めた方がうまいと書いてあったので、入れたまんまお湯注入。
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大学ん時はポットん中に入れて温めたら嫌がられた。
細かいこと気にすんなよなぁ。

バイト。
携帯にまたなんかの営業電話。
「もしもしー、突然の電話すみませーん。こちらー…」
ハイ、終了~。
電話番号をぐぐってみたら、「ワン切り業者リスト」に入ってた。
あまりにもむかつくのでこの場で電話番号晒してやる。
090-3674-4584(09036744584)
ついでに12日の電話があった番号も検索してみた。
見事にヒットしたぜ、やっぱり架空請求業者。
080-3158-3562(08031583562)
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by ong-bak | 2006-09-23 13:18 | 写真日記
2006年 09月 22日

0922:新生銀行だ!

ばぁちゃんのお見舞いに行く。
衣笠のボーリング場、Aボールの前を通ると、老人たちがやたら並んでいた。
今月一杯で閉めるらしいとは聞いていたが。
帰りに前を通って写真を撮る。
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子供のころ、ボーリングとビリヤードは、パチンコ同様大人の遊びだと思い込んでいた。

新生銀行の口座作るために早めに出勤。
以前一度だけ横浜支店に行ったことはあるが、通常の銀行よりもカジュアルな感じ。
シティバンクを意識しているのかなと思わされる。
口座を開設したい旨を伝えると、座って待つように言われた。
見た目よりもふかふかな椅子に腰掛けると、なんだか特別待遇な気がしてきていい気分。
身分証明を求められ、免許を渡す。
入り口近くの端末に案内され、名前と電話番号、誕生日などを入力する。
カードの色は32色の中から選べるのでミッドナイトブラックを選択。
再び椅子に座って待つこと数分。
部屋に通される。
男性の前には「支店長代理」と書かれたプレートが置かれていた。
数分前に端末で打ち込んだ名前が既に刻印された黒いカードを渡される。
暗証番号の設定をし、簡単な説明を受けた。
あちこちに銀行口座を持つ俺だが、今回新たに新生銀行の口座を開設したのは、ATM使用料が無料だからだ。
コンビニや他行で下ろしたり、時間外で下ろしたりしたらその都度105円、210円の手数料が発生する。
月に手数料だけで1000円取られたら、年間12000円もATM使用料だけで取られるのも馬鹿らしい。
俺のユナイテッドのマイルが貯まるカードの年会費よりも高く払ってることになる。
新生銀行なら、24時間手数料が無料、他行で下ろして手数料がかかっても、後日キャッシュバックされるから実質無料。
しかも海外のATMから下ろしても手数料無料だから、シェムリでもバンコクでも使えるし!
説明聞いてると、月に数回は他行への振込みも無料らしい。
めんどくさい手続きも特にしないでネットでも使えるみたいだし、何よりハンコがいらない、サインでその場でカード発行という素早さがかなり好印象。
これからメインバンクとして使っていきたいと思います。

撮影で使ったフルーツを頂く。
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ンマーイ!

来週号の作業が終わったので、早く終るかと思ったら終らズ。
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by ong-bak | 2006-09-22 08:57 | 写真日記
2006年 09月 21日

0921:アナンよ、北朝鮮でクーデターが起きても非難するのか!?

パソコンのOSの更新インストール、時間かかりすぎ。
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安部関連の報道ばかりで、タイのクーデターは全然報道されない。
新聞の朝刊には「クーデターの支持率84%」と書かれていたので、それだけタクシンが嫌われてたことだ。
株でもうけて、「貧乏人がひがんでるだけだ」発言はドン引きでしたけど。
アナン事務総長や新聞に寄稿する頭のよろしい方々は「クーデターはよくない」とのことを言ったりしているが、今回のこの数字がどれだけ民意を汲んだクーデターかということを物語っている。
「クーデターはよくない」と言うが、もっとひどい圧制の北朝鮮で、民衆や軍部による、クーデターが起き、民主化されても「クーデターはよくない」と言うのかしら?
アナンさん。

ばぁちゃんのお見舞い。
ベッドの上で自転車をこぐように足を回すのやめてくれ。
見てるこっちが怖い。

昼のニュースでやっとクーデター関連のニュースが早い時間に放送される。

東京都の日の丸・君が代の強制は違憲という驚きの判決が。

品川でアンミラ発見。
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八景島でしか見たことなかった。
でも、客は女性客の方が多かった。
男性従業員はなんか冴えない感じだった。
品川駅で外国人のパフォーマが人間マネキンを披露していた。
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by ong-bak | 2006-09-21 09:11 | 写真日記