エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2005年 11月 24日

1124:色んなことがある日もあるんだな、と思った今日。

酒飲み残しで7時にコタツで目が覚める。
布団で二度寝。

畑先生の紹介で、杉田で大学のOBの方と会う。
久々の杉田。
駅ビルの中は少し変わったけど、商店街はほとんど変わっていない。
この不景気な御時世、ここまで2年前と変わらないことに驚く。
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小腹が空いたのでラーメン食べて、かつてのバイト先のお向かいさんのブティックへ顔を出す。
先日、駅でばったり会ったものの、それ以来会っていない。
おじさんは元気でお店を切り盛りしていた。
かつて、野良猫が入り浸るのをガラス越しによく見かけていた。
その野良猫は、やがて昼間はブティックの店内で過ごし、夜になると渋々外へ出て行った。
「閉店時間になると狸寝入りするんだよ」
怪我をしておじさんが動物病院へ連れて行って入院させたこともあったっけ。
店内の片隅のダンボールの上に、その猫、トンちゃんはいた。
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「夜は相変わらず外へ行くんですか?」と尋ねると、もう野良ではなく、飼っているそうだ。
夜は店で寝て過ごしているらしい。
もう、けっこういい年らしい。
おじさんに別れを告げ、待ち合わせの新杉田駅へ向かう。
商店街の道が斜めに曲がると、建物の上に、巨大なビルが見えた。
俺がここでバイトしていた頃は、ちょうど再開発前で、建築が始まる直前だった。
立派な駅前ビルになっちゃって。
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新杉田の駅前のパン屋で、コーヒーを飲みながら色々とお話を聞く。
これから何をしなければいけないか、考えるいい機会になった。
お忙しい中、ありがとうございました。

根岸線で横浜まで出て、湘南新宿ラインで新宿へ。
まずはソフマップへ行き、DVD-RAM購入。
最近行く度にディスクの在庫が違って同じモノが揃わない。
今回は10枚で2100円の日本製ディスクがあったのでそれを購入。

先日薬品がなくて痛い思いをしたのでヨドバシへ薬品を買いに。
フィルム売り場と印画紙売り場では、よく誰かに会った。
ドタドタと走る音が聞こえたと思ったら、ユキちゃんが追っかけて来たこともあった。
D76を選んで、スーパーフジフィックスを選ぶ。
誰かいるか?と思って印画紙の売り場を覗くと、男性が印画紙を見ていた。
その後ろを通り過ぎると、あれ、この人知ってるぞ。
俺が初めて海外へ行った1997年6月下旬。
返還まで数日の香港は巨大雑居ビル、重慶大廈(チョンキンマンション)で出会ったカメラマンAさんだ!
Aさんは、俺が初めて会ったカメラマンだった。
重慶大廈とは、旅行者の間で有名な安宿が100軒は入居している超巨大雑居ビルで、その造りは独特、立体迷路と表現したらいいのだろうか。
インド人・アフリカ人の拠点として、香港でも特に異彩を放つ場所で、ポスト九龍城とか言われたりする。
香港一の繁華街、チムサァチョイの一等地に建ちながら、香港人が近寄らないビル、それが重慶大廈だ。
「恋する惑星」や「深夜特急」のロケ地と言えば解る人もいるだろう。
Aさんは、返還前の香港の取材に来ていた。
俺たちは色々とAさんと町を歩いて、教えてもらった。
香港返還から8年。
大学1年のある日、突然香港で会った友人から電話が鳴った。
「Aさんがアフガンで拘束されたらしい」
家に帰ってテレビを点けると、夜のニュースのCMタイトルバックに、どこで入手したのかAさんがのっしのっし歩く姿が流されていた。
衛星携帯電話を持っていたとか、パソコンを持っていたという報道が流れる。
「Aさん、パソコンなんか使わないんじゃない?」という話題になった。
「しかし、これで実は別人だったなんてオチだったりして…」
テレビから流される情報を冷静に分析したりしていた。
翌日の新聞には、「処刑されてもおかしくない」なんて記事が載っていたり、気の早いテレビ局は実家まで押しかけて、親のコメントを取ったりまでして流していた。
そして3日目。
誤報。
捕まったのは全然別人で、「誰かが捕まったらしい」→「Aさんがいない」→「Aさんが拘束された」と誤報していたようだ。
とんだ誤報事件で、当の拘束された本当の人物に関しての関心はすっかり薄れ、続きはひっそりと放送されていた。
「すみません、Aさんですよね?」尋ねると、当然「誰?」という顔をされる。
「あの、香港の重慶大廈でお世話になった…」と言うと、
「おーおーおー、まだ写真やってるのか!」と思い出したようだった。
「あれから大学行ったんですよ、写大です」
そう言うと、ゼミの先生の名前が出てくる。
「俺、知ってるんだよ。今、(君は)何やってるの?」と尋ねられた。
「今…フリーです」
「そうかそうか、んじゃぁ名刺くれ!」
今日は本当に名刺が財布に入っててよかった。
「今日は後で馬場で単発で仕事紹介してもらえたんで、打ち合わせなんですよ」
「俺、(家)馬場だぞ」
そうだ、昔もらった名刺に確か馬場と書いてあった。
以前、香港組で飲み会をやろうと話が出たときに、Aさんとも飲みたいと話しになった。
名刺なくしちゃったけど、確か馬場だったから馬場歩いていれば会いそうだね、なんて話をしたことがあった。
Aさんに名刺を頂き、挨拶をしてヨドバシを出た。
思わず香港組の友人に電話をしてしまう。

大学へ。
就職課へ行ってから研究室で残したままのデータを回収する。
事務局で圷さんが「今日はきたえーの誕生日だよ」と教えてくれた。
昨日電話で話した時、本人はそんなこと一言も言わなかった。
誕生日くらいもっとアピールしろよー。
研究室のパソコンに写真集のサンプルを作ったデータがあるはずだったのだが、ないみたいだ。
ばったり研究室に先生が来て、「働く気はある?」と聞かれたので、「内容によりけり」だと答えたら、そのまま部屋に呼ばれ、某所を紹介していただいた。
電話で来週のアポを取る。
同級生のツヨポンが突然やって来た。
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大手出版社のスタジオ勤務(だったと思う)で元気にやっているようだ。
3研行くと、先日までプチ入院したふるやんがいた。
ちょっとだけ話す。
ふるやんは書かなくていいって言ってたけど、今巷で話題のふるやんの噂、核心以外はデマらしいです。
嘘はダメよ、嘘は。

きたえ君の誕生会をやるらしい。
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他人に年齢を聞いたら「きたえーは28っすよ、28」と超適当に答えていた。
研究室の入り口にこんな箱を発見。
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なんだよ、ここにあるなら買わなきゃよかった。←少なくとも俺対象の表記ではないと思う。

あわただしく大学を出て、高田馬場へ。
昨日仕事の話をくれた友人がまだ新宿だったので、駅前の広場で柵に腰掛けて待つ。
ふと、気付くと、歩道をの反対側に、サンタクロースみたいなおじさんがいた。
あれ、どこかで見たことあるぞ…俺が大好きな「渋さ知らズ」のCD会社の社長だった。
太った太ったを繰り返す友人と、駅前商店街の飲み屋へ行くと、事務所に来るように伝言があり、近くのオフィスへ。
そこで仕事の打ち合わせ。
2日でグラビアアイドル50人撮影。
できぬならやって見せようホトトギス。←かなり強がり
打ち合わせの後、先ほどの飲み屋、26日の月へ。
ここはギャラリーバーで、平日にも関わらずにぎわっていた。
しかも全員が常連のようだ。
話していると終電近くなったので先に帰る。
店の外へ出ると、先ほどヨドバシで会ったAさんが目の前にいた。
「何だーお前も26日の月かー?」
店の中まで一緒に戻った。
「あー、Aさーん。知ってるの?」
「おー、知ってるんだよー。横須賀だろー、早く帰れー」
挨拶をして店を再び出た。
今日はなんか色々なことがあった。
風向きが一気に変わったような気がした。
ちょっとだけ、幸せになった気がして、高田馬場駅へ歩いていると、こんな看板がそんな気持ちを吹き飛ばしてくれた。
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そして思い出した。
昨夜の苺最中を俺はどうしたのだろう?
食べたのか?
おきっぱにしたのか?
いや、おきっぱにしてはないだろう。
朝片付けてないから。
でも食った覚えもない。
食っていたのなら全く味わっていないことを、ひどく悔やむ。
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by ong-bak | 2005-11-24 23:39 | 写真日記


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