エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2005年 06月 09日

0609:サマータイムマシンブルース

珍しく撮影3本。
しかも朝イチで成城の東宝撮影所。
二度目なので歩いて向かう。
途中に貼ってあったポスター、超インパクトあり。
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何故パン職人!?
道沿いの本屋も、なんか草に覆われて凄いことになってるし…
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来年公開のJホラーの撮影現場へ。
待ち時間に他のカメラマンさんが、新型のEOSデジタルについて話していたのが聞こえる。
9月に2機種同時発売で、画素数は1200万クラス、倍率が1.0倍と1.3倍の機種が出るらしい。
位置づけとしては1DMK-Ⅱと20Dの間の機種だとか。
「キヤノンの営業が言っている」と話していた。
本当かなぁー。
んじゃ20Dの購入まだ待ちだなぁ。

通常は制作記者発表とかなんだけど、今日は撮影現場を見学。
スタジオ内に1億かけて2階建てのホテルを作った気合の入り方。
廃墟になった設定なので、ホテルをわざと「汚し」て、廃墟に見せる。
スタジオに入ると、外からはハリボテにしか見えないのだが、中に入るとホテルの廊下、ロビー、中庭がちゃんと作られている。
中庭の天井にはライトが吊るされているのだが、それがないと本当に廃墟に来たようだった。
元廃墟マニアの俺としては、「落書き」が一箇所もないのがちょっとリサーチ不足かと。
撮影現場を見学し、本番撮影後に、もう一度報道陣のために芝居をしてくれ、そこを撮影。
勢いがいいので、そのまま数カット撮影を続けることになったので、広いスタジオ内を徒歩で歩いて会議室へ行き、待機。
データをコピーなどしてると呼ばれたので再びセットへ。
ホテルのロビーで囲み取材だったのだが、中庭から室内に入り込む作られた照明は、本物の外光のようだった。
この撮影がかなり長引いたので、フォトセッションだけで抜けだして、次の撮影へ。

バスで成城学園まで行き、小田急で新宿、大江戸線で六本木へ。
ヒルズ40階の会場へ行くと、まだ誰も来ていない。
あれ?
結構急いで来たんだけどな。
係りの人に声を掛けると、もう受付してくれ、中に入れてくれたのでセンター確保。
ジュース券をくれたので、カフェでスプライトをもらって、窓際へ。
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展望台のようになっていて、ビルの窓際に色々な椅子が接地されていた。
景色をみながら小一時間うとうとと昼寝。
会見を撮影し、次の場所へ移動。

次の場所は新橋。
受付時間はもう始まっている。
会見終了と同時に飛び出し、ヒルズからダッシュ。
同じエレベーターに乗ったおっさんカメラマンはタクシー移動のようだ。
負けたくないなぁ。
大江戸線を走ってホームまで降りてちょうど来ていた列車に乗る。
大江戸線深すぎ!
汐留で降りて地上へ。
階段を駆け上がるとどこだかわからない。
目標のすぐ近くに出るはずが地図で確認すると全然違う。
重い足を引きずってなんとか会場へ。
タクシーのおっさんにちょっとだけ先を越された。
迷わなければ早く着いたと思う。
3本目は試写会の舞台挨拶。
通常、舞台挨拶だけ行けばいいのに、今回は本編上映前に囲み取材をして、本編上映後、舞台挨拶という、間の時間をどうしろって言うんだ!と突っ込みたくなる時間配置。
しかし、今回は珍しく、「見ていいですよ」と言われたので、タダだし見ることに。
監督は本広克行氏。
誰?って人には「踊る大捜査線の監督」と言えばわかるだろう。
現在公開中の「交渉人真下正義」とほぼ同時期にもう1本公開するなんて知らなかった。
映画のタイトルは「サマータイムマシンブルース」現場に用意されたタイムマシンや、ポスターのロゴかわ、正直チープさがにじみ出ていた。
しかし!これがまた馬鹿面白いかったのだ!
元々は、演劇として公演されたものを本広監督が見て映画化を思いついたとそうで、監督の故郷である香川の美しい光景を舞台に、大学のSF研究会の濃いぃキャラがスクリーン狭しと演技する。
ヒロインは「スゥイングガールズ」の上野樹里。
「踊る~」もそうであるが、最近の映画で伏線が張られていても、理解できないことが多かったりする。
例えば、「踊る2」では、青島と室井の会話で「潜水艦の事件以来」なんて台詞があって、今の「交渉人」のようにスピンオフできるような伏線が張られることがあったが(潜水艦の事件に関しての写真だけは「踊る2」のエンディングに登場)、この「サマータイムマシンブルース」では、張られまくった伏線が、物語の進行と共に自然と明らかになっていく。
さらに、タイムマシンお約束の「タイムパラドックス」(過去に行って過去を変えてしまうと未来との辻褄があわなくなるというSFモノでは有名な設定)についても、触れられているので必見。
ついでにガンダム好きな人も必見。
PSなどのガンゲーに出てくる「あのBGM」が…
脚本は芝居と同じ作家が担当しているので、オリジナルの芝居の方も見たくなってしまう。
いや、コレね、マジ面白いよ。
笑いが絶えなかったもん。
個人的には「交渉人」より面白かった。

上映後の舞台挨拶の後、帰ろうとするとロビーに出演者が並んでお客さんにポストカードを手渡し、握手する光景が。
普通有り得ないよ。
配給会社の人に聞くと「元々芝居が原作なので、監督が芝居風にやりたいと強く希望されて、上野さんも快諾されたので実現しました」と。
お客さんが帰った後、俺も帰る時に残っていた監督の所へ行った。
実は、本広監督はフジテレビの「17才」(内田有紀主演の学園コメディドラマ。男勝りの正確の内田有紀が、次々にトラブルを起こしながら友情を深める幻の名作。共演は武田真治や一色紗英、山本太郎)や「上品ドライバーシリーズ」(不定期に「料理の鉄人」を休止して放映される単発モノのシリーズ。番組の途中で突然日産のCMが始まったりする。個人的にはアポロタクシーの13号の運転手が、大寒波の中でカミさんの弁当に当たってしまい、乗っていたペーパードラーバーの萩原聖人が代わりにタクシードライバーが恐れる経堂の路地迷路から脱出するスペクタクル「アポロ13(サーティーン)」が好き。主演は全て西岡徳馬。)の頃から大ファンなのだ。
「17才の頃からファンでした。ビデオも今でも持っています」と監督に行って握手をしてもらうと「え!僕もアレは持ってないよ」と言っておられました。
17才は本当に名作で、ビデオにもなってないし、再放送もしていないので残念だと思っていたら、監督の口から「アレは、○が○でねぇ」と理由を教えていただけました。
そうだったのか!
早く手持ちのテープをデジタル化して完全保存しなくては。

「サマータイムマシンブルース」マジ面白いです!
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by ong-bak | 2005-06-09 23:09 | 写真日記


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