エンドー帝国  カンボジア撮影日記

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2005年 01月 26日

0126:苦戦?善戦?

今日はいつもより早く起きたので、準備もスムーズに。
昨夜、暗室のエアコンをタイマーセットしておいたので、暖まっていた。
薬液もお湯で溶いたのですぐに適温に。

昨日は1カットしか焼かなかったので、今日は3カット済ませなけばならない。
サクサク作業する。
最初の1カットは特にそのままで平気なのでプリントする。
昨日の写真をプレスしようとすると、完璧に乾いていなかったようで、当て紙の一部がくっついてしまった。
なんてこった。

2カット目は少々焼きこみをしないとだめで、データを取り直しプリント。
気持ち薄く感じる。
このままだと、他のプリントを全て薄めに再プリしなければならないかもしれない。

b0003143_944973.jpg暗室は6研のかっちゃんと一緒に使っている。

かっちゃんはデジタル写真研究室で、合成した写真をフィルムに起こし、それをプリントするという手法をしている。
なので、デジタルなのに、白黒プリントを自らしているのだ。
しかし、このネガの大きさが半端じゃない。
「バイテン」なのだ。
バイテンとは、8×10インチ(20.3×25.4センチ)のネガで、やはり引き伸ばし機も特大の大きさだ。
ネガもそうだけど、今うちらがやってる大全紙でプリントしていると、普段プリントする6切とか大四が、小さく感じてしまう。

3カット目。
1番大変なプリントで、以前作った焼き込みようのツールを持って来るがサイズが合わない。
仕方なく最初からデータ取る。
焼き込みをするがいくらやっても色が載らない。
1番薄い部分が、印画紙の白で、全くグレーにならない。
モノクロ写真は、グレーのトーンで色を再現しなければならない。
印画紙の紙の色である真っ白のところと、真っ黒のところがあるのはいいプリントとは言えない。
白すぎるのは情報がなくて、黒すぎるのはつぶれすぎだからだ。
この白と黒を上手く出すために、白いところにさらに光を当てて濃度をだすことを「焼き込み」、黒を出し過ぎないように光を当てないようにすることを「覆い焼き」と言う。

通常は、黒の長方形の厚紙を小刻みに動かして作業すれば十分なのだが、このカットは複雑すぎて、それは不可能なので、6切写真を4枚合わせて実物大のプリントを1枚作成し、焼きこむ所をはさみで切り抜いてツールを作成した。
b0003143_95173.jpg
研究室のロッカーを漁ると、大四でプリントした時のデータが出てきたので、再度プリント。
うっすらと空にグレーが載ったので、同じプリントをさらに2枚作って今日は焼くのをやめた。
b0003143_9551848.jpg
このグレーを出すのがけっこう大変。
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by ong-bak | 2005-01-26 21:19 | 写真日記


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